『彫刻2:彫刻、死語/新しい彫刻』

 

1940年代後半の、イタリアとアメリカ。

〈死語としての彫刻〉と、〈新しい彫刻〉。

彫刻の言説はなぜ二分したのか──。

 

「彫刻」をめぐる叢書、最新巻刊行。

 

知られざるイタリアの彫刻家アルトゥーロ・マルティーニ(1889ー1947年)の著作『彫刻、死語』(1945年)と、いまなお影響力を持つアメリカの芸術評論家クレメント・グリーンバーグ(1909ー1994年)の論考「新しい彫刻」(1949年)の全訳と、6名の論者による解説論考を収録。

「彫刻、死語」と「新しい彫刻」。これら彫刻をめぐるふたつの特集に加え、「あいちトリエンナーレ2019」における公共と彫刻についての鼎談記事(小松理虔+津田大介+小田原のどか)、インタビュー、詩、特別寄稿を収録。

 

なぜ彫刻は破壊され続け、なぜつくり続けられるのか。時代との関わりから探る。

 

ネットでの購入はこちらから。

 

価格:3300円+税

判型:菊判、ハードカバー

頁数:608ページ

厚さ:3.3センチ

ISBN:978-4991226519

 

編集・装幀:小田原のどか

 

執筆:池野絢子 大槻とも恵 金井直 小松理虔 近藤学 坂井剛史 鈴木一平 津田大介 筒井宏樹 七搦綾乃 森佳三[50音順]

 

2022年3月、全国書店にて発売。

 

 

■目次

 

巻頭言 小田原のどか

 

[詩]鈴木一平 「忘れる碑」

 

【特集1】

 

[翻訳]アルトゥーロ・マルティーニ「彫刻、死語」[翻訳 森佳三]

[解説]森佳三「『彫刻、死語』解題」

[論考]金井直「「死語」の隣景:アルトゥーロ・マルティーニ 『彫刻、死語』と 『対談集』の照合」

[論考]池野絢子「彫刻の二重の起源:一九二〇年代のアルトゥーロ・マルティーニ」

 

【特集2】

 

[翻訳]クレメント・グリーンバーグ「新しい彫刻」[翻訳 坂井剛史]

[論考]坂井剛史「虚構の奥行きの空間から現実の空間へ:「新しい彫刻」をめぐるグリーンバーグの理論的変化について」

[論考]近藤学「絵画の危機、彫刻の優位:一九四〇年代末のクレメント・グリーンバーグ」

[論考]筒井宏樹「クレメント・グリーンバーグの「ゴシック」」

 

[鼎談]小松理虔+ 津田大介+ 小田原のどか「情の時代の「公共」「彫刻」をめぐって」

 

[特別寄稿]大槻とも恵「核災害後の 「未来」の表象と子ども救世主:福島に現れた《サン・チャイルド》像を再考する」

 

[インタビュー]七搦綾乃「彫刻でなければならない」

 

 

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