書肆九十九(しょしつくも)は

2021年創業の出版社です。

[代表:小田原のどか]

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お知らせ

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『豊嶋康子作品集1989−2022』

は2023年12月中旬から全国書店配本予定です。

 

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書肆九十九では、

以下の書籍の刊行を予定しています。

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ロザリンド・クラウス

『Passages in modern sculpture』

(中野勉翻訳)

 

金川晋吾 写真集

 

 

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新刊

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     『豊嶋康子作品集1989−2022』 2023年12月9日から2024年3月10日まで、東京都現代美術館で「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」が開催されます。本展はアーティスト・豊嶋康子初の大規模個展であり、その作品が約400点以上展示される貴重な機会です。 本展の開催を記念して刊行される本書は、豊嶋の30年以上におよぶ作品制作を網羅し、カラー図版450点を豊嶋による作品解説とともに記録した作品集です。全作品解説と藪前知子学芸員(東京都現代美術館)による論考は、日英両表記で収録。資料的価値の高い一冊です。 発行:書肆九十九価格:6800円+税判型:285x196mm頁数:320ページISBN:978-4-9912265-3-3 執筆:藪前知子デザイン:小池俊起 2023年12月、全国書店にて発売。 こちらからサンプルページをお読みいただけます  ……………………………………   『近代を彫刻/超克するー雪国青森編』 2021年冬、国際芸術センター青森[ACAC]主催にて開催された「小田原のどか個展 近代を彫刻/超克するー雪国青森編」の展覧会図録、刊行。 雪中行軍遭難事件、工部美術学校と東京美術学校、ロダンと高村光太郎、模型、義手、墓碑、彫像、慰霊碑──。彫刻と近代の分岐点としての、青森・八甲田。「創造的断層」が立ち現れる。 ネットでの購入はこちらから。  発行:青森公立大学 国際芸術センター青森価格:2200円+税判型:A4変形頁数:70ページISBN:978-4991226526 執筆:小田原のどか 慶野結香撮影:小山田邦哉装幀:関川航平 2022年4月、全国書店にて発売。  ■目次 目次:◎はじめに◎図版[撮影:小山田邦哉]◎本展のためのキーワード集[執筆:小田原のどか]◎論考「彫刻の来た道:「国民のはじまり」をたどる」[執筆:小田原のどか]◎作品リスト◎関連作家プロフィール◎小田原のどかと巡る青森[執筆:慶野結香]◎関連イベント◎展覧会情報◎謝辞 ……………………………………    

 

   『彫刻2:彫刻、死語/新しい彫刻』 1940年代後半の、イタリアとアメリカ。〈死語としての彫刻〉と、〈新しい彫刻〉。彫刻の言説はなぜ二分したのか──。 「彫刻」をめぐる叢書、最新巻刊行。 知られざるイタリアの彫刻家アルトゥーロ・マルティーニ(1889ー1947年)の著作『彫刻、死語』(1945年)と、いまなお影響力を持つアメリカの芸術評論家クレメント・グリーンバーグ(1909ー1994年)の論考「新しい彫刻」(1949年)の全訳と、6名の論者による解説論考を収録。「彫刻、死語」と「新しい彫刻」。これら彫刻をめぐるふたつの特集に加え、「あいちトリエンナーレ2019」における公共と彫刻についての鼎談記事(小松理虔+津田大介+小田原のどか)、インタビュー、詩、特別寄稿を収録。 なぜ彫刻は破壊され続け、なぜつくり続けられるのか。時代との関わりから探る。 ネットでの購入はこちらから。 価格:3300円+税判型:菊判、ハードカバー頁数:608ページ厚さ:3.3センチISBN:978-4991226519 編集・装幀:小田原のどか 執筆:池野絢子 大槻とも恵 金井直 小松理虔 近藤学 坂井剛史 鈴木一平 津田大介 筒井宏樹 七搦綾乃 森佳三[50音順] 2022年3月、全国書店にて発売。  ■目次 巻頭言 小田原のどか [詩]鈴木一平 「忘れる碑」 【特集1】 [翻訳]アルトゥーロ・マルティーニ「彫刻、死語」[翻訳 森佳三][解説]森佳三「『彫刻、死語』解題」[論考]金井直「「死語」の隣景:アルトゥーロ・マルティーニ 『彫刻、死語』と 『対談集』の照合」[論考]池野絢子「彫刻の二重の起源:一九二〇年代のアルトゥーロ・マルティーニ」 【特集2】 [翻訳]クレメント・グリーンバーグ「新しい彫刻」[翻訳 坂井剛史][論考]坂井剛史「虚構の奥行きの空間から現実の空間へ:「新しい彫刻」をめぐるグリーンバーグの理論的変化について」[論考]近藤学「絵画の危機、彫刻の優位:一九四〇年代末のクレメント・グリーンバーグ」[論考]筒井宏樹「クレメント・グリーンバーグの「ゴシック」」 [鼎談]小松理虔+ 津田大介+ 小田原のどか「情の時代の「公共」「彫刻」をめぐって」 [特別寄稿]大槻とも恵「核災害後の 「未来」の表象と子ども救世主:福島に現れた《サン・チャイルド》像を再考する」 [インタビュー]七搦綾乃「彫刻でなければならない」  

 

 

 

 

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長崎原爆の戦後史をのこす会編

『原爆後の75年:長崎の記憶と記録をたどる』

 

長崎への原爆投下から76年——。

広島の影に隠れ、〈忘れられた原爆〉

となった長崎原爆。

その戦後史を

記憶(証言)と記録(資料)からたどる

400ページ強の証言集+論集。

 

まえがきと目次を公開しています。

ネットでの購入はこちらから。

 

価格:2600円+税判型:A5厚さ:2.6センチISBN:978-4-9912265-0-2編集:長崎原爆の戦後史をのこす会新木武志・木永勝也・草野優介・四條知恵・中尾麻伊香・山口響カバー写真撮影:金川晋吾装幀:小田原のどか 2021年10月、全国書店で発売。  ■目次■ まえがき[新木武志] 第1部   聞き取り調査報告1章 被爆前後ガイド 「被爆前後」の聞き取りについて[山口響]原爆後の西町近辺のこと[池田早苗] 原爆後の浦上[榊安彦]三菱造船近くでの暮らし[森口貢]私の進駐軍体験[川野浩一]被爆後、師範学校を卒業し中学教師に[築城昭平]私の被爆体験と戦中・戦後[井原東洋一]軍国少年時代と茂木町での原爆体験[山本誠一]解説 被爆前後の長崎[新木武志] 2章 被爆者5団体 ガイド「被爆者5団体」の聞き取りについて[新木武志]長崎被災協の現在[田中重光]被爆者相談活動の現場で[横山照子]長崎原爆遺族会を受け継いで[本田 魂+中村俊介]被爆者運動、友の会[井原東洋一]労働者として、被爆者として[川野浩一]長崎県被爆者手帳友愛会の活動に取り組み続けて[永田直人+野口 晃] コラム 被爆地域の変遷と被爆者[中尾麻伊香] 解説 長崎の被爆者運動と被爆者5団体[新木武志] 3章 被爆者運動・平和運動・平和行政 ガイド 「被爆者運動・平和運動・平和行政」の聞き取りについて[山口響]被爆者との出会い[高橋眞司]被爆地域拡大運動 東長崎地区を中心に[井原東洋一] 被爆未指定地域からの被爆者運動[山本誠一]被爆「体験者」とともに闘う[本田孝也]平和行政の始まりに立ち会う[田崎昇]長崎の被爆遺構に向き合って[中村明俊]解説 反核・平和運動と長崎市[新木武志] 4章 証言・記録運動ガイド「証言・記録運動」の聞き取りについて[四條知恵] 「ナガサキの被爆者」の声を聴く[西村豊行]長崎の証言の会設立のころ[廣瀬方人]証言写真集  被爆者を撮るということ[村里榮+ 黒﨑晴生] 被爆写真とともに生きて[深堀好敏] 『ドンが聞こえなかった人々』の出版[豆塚猛]コラム 長崎の被爆証言案内[山口響] 解説 長崎原爆の証言と記録[新木武志] 5章 被爆者調査 コラム「被爆者調査」の聞き取りについて[中尾麻伊香]被爆体験とABCC職員としての日々[大串康隆]終わらない原爆後障害とともに[朝長万左男]被爆者のデータ解析と資料保存に携わって[三根眞理子]長崎での被爆者調査に参加して[濱谷正晴]長崎での被爆者調査と平和研究[高橋眞司]解説 長崎の被爆者調査[新木武志]  6章 平和教育運動コラム 「平和教育運動」の聞き取りについて[山口響] 被爆教師の会を設立する[築城昭平]教科教育と平和教育[森口正彦]長崎の平和教育運動[新木武志]  第2部 資料調査報告1章 資料調査 第2部  資料調査報告の概要 アンケートまとめ  長崎の団体が所蔵する資料長崎原爆資料館爆心地復元の原資料 浦上キリシタン資料館の場合[岩波智代子]岡まさはる記念長崎平和資料館[崎山 昇]長崎県被爆者手帳友の会 長崎市婦人会[国武雅子]真宗大谷派九州教区長崎教務支所 2章 主な資料群渡辺千恵子氏関係資料の紹介1950年代中期 第2回原水禁世界大会前後長崎原爆被災者協議会資料調査の現状 資料紹介をかねて鎌田・川崎資料内田伯資料 あとがき編者略歴索引

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